2015年10月24日

韓国で反発広がる 中谷防衛相発言 「韓国の同意なく北朝鮮で活動可能」

24日朝刊6面【国際1】ソウル=峯岸博
 朝鮮半島有事の際には北朝鮮では韓国の同意がなくても自衛隊が活動しうる――。日本の中谷元・防衛相がこう発言したことに韓国内で強い反発が広がっている。韓国は北朝鮮地域も憲法で韓国領と規定しているためだ。韓国の野党は、発言を伏せていた韓民求(ハン・ミング)国防相にも責任追及の矛先を向けている。
 「北朝鮮地域には憲法によって日本の自衛隊が入ってこられない。我々の承認が必要だ」。韓国大統領府の金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長は23日の国会答弁で強調した。野党議員が、20日の日韓防衛相会談で「韓国の支配が有効な範囲は休戦ライン(軍事境界線)の南側だ」とした中谷氏の発言を取り上げて質問したのに答えた。
 北朝鮮は「韓国領」か。韓国政界でも与党セヌリ党幹部が党会合で「北朝鮮は厳然たる韓国の領土だ。政府は日本政府に確実に周知させなければならない」と力説した。
 批判の向かう先は日本だけではない。最大野党・新政治民主連合の報道官は韓国の国防相に矛先を向け「発言を隠蔽することにきゅうきゅうとしたのは実に屈辱的」と糾弾。国防相らの「全面的な問責」を強く求めた。
 国内世論の反発を受けて韓国国防省は22日、韓国メディアの記者団に「中谷発言は非公開にすると日本側と約束していた」と説明。「約束を破った日本は遺憾だ」とも話した。同省関係者は、中谷氏が騒ぎをおこしたことをおわびすると伝えてきたと明らかにした。
 朴槿恵(パク・クネ)大統領は22日に大統領府で開いた与野党代表らとの会談で「米日の協定でも米国の同意がなければならず、韓米間にも協定がある。結局は韓国の同意なしには(自衛隊が)入ってこられない」と語った。
 日本側には自衛隊の運用上の事情がある。日本政府は日本の防衛に必要なら、他国領の基地などを攻撃する可能性も排除していない。たとえば北朝鮮の弾道ミサイル発射基地を攻撃する場合だ。北朝鮮を韓国領とみなし、韓国の同意なしだと北朝鮮領で活動できなくなれば「任務に支障をきたしかねない」(防衛省幹部)との懸念がある。


おバカな国と話をすると疲れますね。
中谷防衛相は、もし北朝鮮が日本にミサイル攻撃を仕掛けようとした場合、日本の憲法でも敵ミサイル基地を攻撃できることを念頭に話をしているのですが、「北朝鮮と言えども韓国領だから、韓国の同意が必要」などという建前論を振り回す輩がいるのです。
韓国が金王朝を認めないのは結構ですよ、しかし、実体として38度線から北の地域は何なのですか、ということです。
韓国領だと主張するなら、国際社会が禁じた弾道ミサイルや核兵器を即時撤去しなければなりません、それが「韓国領」の意味でしょ。
わたしたちは、「領土」と戦うのではない、その地域を実効支配している勢力と戦うのであって、例えばシリア領内のISを攻撃するのに、いちいちオバマ大統領はアサド大統領の同意を得ているのですか、というのと同じです。
もちろん、いざ有事となれば韓国にも通告するでしょうし、韓国も同意するでしょう、しかし「北朝鮮地域には憲法によって日本の自衛隊が入ってこられない。我々の承認が必要だ」とかの天動説的な形式論に拘泥しているようでは、この国とは一緒にやれないなと思います。
「中谷発言は非公開にすると日本側と約束していた」、「約束を破った日本は遺憾だ」、「中谷氏が騒ぎをおこしたことをおわびする」、おそらくこのあたりも例によって自己保身のための作文でしょう。
俺たちは悪くない、悪いのは全部あいつらだという、いつもの責任転嫁です。
日本も型どおり遺憾の意を示すのかもしれませんが、まあ疲れます。
日中韓の首脳会談開催が取り沙汰されてますけど、中国、韓国と政治的に疎遠だったここ6年余りにあっても、日本は何も困っていません。
小泉政権時代も首相の靖国神社参拝などを契機に「政冷経熱」なんて呼ばれてましたが、「政」ばかりか「経」も「熱」と言う程でなくなりました。
90年代から隣国とはいろいろな出来事があって、日本人の意識はだいぶ変わったのか、かつてのように日本のメディアも中韓ととにかく仲良くしろと言い難いのでしょう、「中谷発言」も国内でほとんど取り上げられてません。
このぐらいの距離感で、ちょうどいいのですよ。
posted by 泥酔論説委員 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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